妻は多重人格者

2005年4月21日 読書
ISBN:4420310081 単行本 花田 深 創美社 2004/10 ¥1,680

著者が映画を一本しか撮った映画監督
妻が足裏シートを発明した人

借金
不思議な現象
家族
多重人格
テレビ出演

とにかく、盛りだくさん。

私にはやはり、多重人格と言うのがわからない。

そんな病気?があるのはわかるけど
そこまで。
その向こうがどうしても、見えない。
ISBN:4480082344 文庫 千葉 文夫 筑摩書房 1995/10 ¥998

少し気難しい文章だけど、グレングールドのファンでしょう。

両親が出来るだけ普通の子供にしようとしたにもかかわらず
とめてもピアノを引き続ける。

ピアノの録音をすると、大きい声で歌う(うなる)ので
なんとかならないかと言われたり。

足を引きずりながら(リズム?)演奏してその音もうなりもしっかり録音されているCDが好きだ。

日本語 表と裏

2005年3月1日 読書
ISBN:4101073112 文庫 森本 哲郎 新潮社 1988/03 ¥420
目次
よろしく やっぱり 虫がいい どうせ いい加減 いいえ お世話さま しとしと
こころ わたし 気のせい まあまあ ということ 春ガキタ
おもてとうら あげくの果て かみさん ええじゃないか
もったいない ざっくばらん どうも 意地 参った、参った
かたづける

外国人に説明のつかない日本語もある。
その言葉が直訳できない場合も。

日本人同士でも、くちぐせのように使う言葉は
それがなくても、別の文体が使えそうだ。
そんな言葉を暗中模索しながら文章でつづったこの本は
読みやすく、不思議と納得してしまう。

雑学ブックというより、森本哲郎というひとの
日々のエッセイのようだ。
ISBN:4037390701 単行本 今西 祐行 偕成社 1989/07 昭和のはじめ、バイオリンに魅せられた少年進二は、いつの日か自分の手で作りたいと夢をもつ。忙しい家業のかたわら、本を読み、バイオリンを習い、材料の木を求めて山を歩く。やがて、Yuki Stradivarius copyが完成する。

児童文学書。音楽に魅せられていく経過が面白い。作家はバイオリンの文献を見ながら書いたらしいが(モデルもいるらしい)歴代のバイオリン製作者の名前と実績も書いてあるのでフンフンとうなずいて「バイオリン」の導入書としても楽しめる。
なにより、純粋な主人公とその周りの人々が良い。田舎にありがちな閉鎖性も取り混ぜながらバイオリンを作る主人公。
「北の国から」を20年もかけて見るより、この本をきちんと脚本おとしたほうがいいんじゃないの?と思う。

学校で見つけた本で、もしかしたら廃刊ではと思ったがまだ存在していた。よかった。

11月の草薙くんのドラマを楽しみにしてる人は軽く読んでもいいかもしれない。

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